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荒川口〜縄文杉
【 屋久島-1 山行記 】
工事中
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九州は鹿児島にある屋久島に行ってきました。
世界文化遺産の縄文杉を見るべく山行しました。



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 縄文杉の感動を後に近くの休憩所で食事をとる。 この休憩所は屋根が付いており、今日のような雨の場合大変助かる。 休憩所には10人位は腰掛けられるようだった。 しかし、ガイドつきのパティー 一行の団体が直前で我々を追い越して入っていったので入れないかと思われたが、少し詰めて貰って入ることが出来た。 そしてここで昼食をとる事にした。
 食事をしていて間もなくすると何処からともなく鹿が現れた。 すかさずシャッターを切る。 辺りが暗かったため、フラッシュをたいたせいで鹿の目は恐ろしくも光り輝いた。 登山者の昼飯の匂いを嗅ぎ付けての登場だろうが、団体一行のガイドさんは絶対に餌をあげないで下さいとの事。 我々や団体一行がムシャムシャと食事をしている間、鹿はジッとそして物欲しそうにこちらを見ている。 何か気の毒な感じがして餌をあげたくなるのだが、やはり自然の摂理を乱す行為なのだから仕方ない。 団体一行は食事を終えるとガイドさんが持ってきたストーブでお湯を沸かして入れてくれたコーヒーをグビグビ飲んでいた。 雨のせいでじっとしていると寒く感じる状況だったので、とても美味しそうだったが、我々にはお湯を沸かす装備が無い為、残念ながらホットコーヒーを飲むことは出来なかった。 ジッと団体一行が飲むコーヒーを眺めるに留まった。 それは鹿の気持ちに少し近づいた瞬間なのかも知れない... 鹿
鹿
 食後の休憩をしていると益々天候が悪くなりガスが多く雨が強まって来たので、早々と引き上げることにした。
トロッコ(1)
トロッコ(1)

トロッコ(2)
トロッコ(2)
分岐ポイント
分岐ポイント
 業務用森林軌道の線路上を下山している途中、正面からトロッコが迫り来る。 丁度二車線に分かれるポイントの傍だったので、すれ違いには心配ない。 またトロッコの速度も歩く程度なのでひかれる心配もなかったのには幸いだった。 トロッコの搭乗員は下車して分岐のポイント操作し、我々が行き来した小杉谷方面へ向かっていった。  トロッコ(3)
トロッコ(3)
朽ちたトロッコ
朽ちたトロッコ
 更に業務用森林軌道の線路上を下山していると、トロッコの車庫と思われる小屋とその手前に朽ち果てたトロッコがあった。 トロッコは長い間放置させてあったのだろう、満遍なく錆びていた。 それが雨に濡れて茶褐色の光沢を放っており、人間の作り出した鉄の塊が水量の多い屋久島の大自然にさらされて漆塗りが施された木製のオブジェを見ているかの如く象徴的で幻想的に感じとれた。 鉄の塊がこの場に在るのは本来不自然である筈なのに、妙に自然に写った。


植物

植物

植物

 今回の山行で、印象的だったのは、豊富な水とそれをふんだんに浴びた木々や植物だった。


   次ページへつづく...

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