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荒川口〜縄文杉
【 屋久島-1 山行記 】
工事中
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九州は鹿児島にある屋久島に行ってきました。
世界文化遺産の縄文杉を見るべく山行しました。



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 下山後、帰り支度をしている最中、向かいに駐車していた1BOXのワゴン車から一人の登山者が出てきて、我々に話し掛けてきた。 車のナンバーを見て同じ地方の者だと分かったようで挨拶に来られたようだ。 先方は乗合の車のようで現地のナンバー(鹿児島)だったので、こちらからは分からなかったが、海を渡って車で乗り入れている我々を見て大変驚いていた。


つがい? の猿
つがい? の猿
ゆっくり近づいて行く
ゆっくり近づいて行く
 そんなこんなで、支度を済ませ車で山から海岸を目指す。 途中の山道は車道とは言え鬱蒼としており、天候が悪いことも手伝って、午後4時頃なのに薄暗い。 とその山道の途中で急カーブのコーナーに何か物影が動いたように思えた、アクセルを緩め近づいていくと、そこには つがい と思われる猿がいた。 車から降りて近づいてみる。 比較的小さな猿だ。 近づくにつれ一匹は森の中に入ってしまい、そこで警戒している。 もう一匹はこちらを物珍しそうに見ている様子だった。 もう一歩踏み込んで写真を撮ろうとしたところ逃げて行きそうだったので、素早くカメラを構える。 これがいけなかったのか、猿は明らかに攻撃的な表情になり、今にも襲いかかってきそうな気配だった。 体は小さいとは言え相手は野生なので強そうだ。 ここで足早に引き返せば必ず本能的に襲ってくるだろうと思ったので、カメラを構えたままシャッターを切りつつゆっくり後ずさりして車に戻った。 攻撃モード突入
攻撃モード突入

 車で山を下りるに従い雨は上がり霧が晴れてきた。 海岸に至っては気温も上昇してきた。 屋久島特有の日本列島の縮図的で垂直的な気候分布を体感したように思えた。 気温も高くなってきたところで、山行の汗を流すべく温泉を探すことにした。 地図によれば、島の南部に海中温泉があるとのこと。 因みに屋久島は海岸沿いに車道が完備されており、およそ一周100kmで2、3時間位で周れる。 登山口に行くための林道へは、島東部の安房から車で乗り入れたので海岸まで出れば、一周の四分の一程度(30分くらい)で島南部の目的地点である平内に行ける。 という事で海中温泉には17時30に到着した。 平内海中温泉 入口
平内海中温泉 入口
平内海中温泉
平内海中温泉
 期待に胸躍らせ海中温泉へ向かう、そこで目にしたものは180度大パノラマの海をバックにした温泉である。 温泉近くのたて看板をみると、「入浴時間は一日二回、干潮前後五時間位」とかかれてある。  一体今日の干潮は何時なのだろう? 前日は嵐のような豪雨だったからいつもより入浴できる時間が短いのかも知れない。
平内海中温泉
平内海中温泉
 足早に入浴支度をして、温泉に近寄ると。 島民の常連さん曰く、後2、30分は入れるとの事。 何とか間に合って良かった。 入ると若干温めだったが。 源泉があると思われる岩の辺りにいると程良い暖かさで気持ち良い。 成分はみょうばん(単純硫黄温泉)らしいが、それが海水とブレンドされて何とも良い感じである。 何より、この大パノラマの海に夕日が沈む所を見ながらの入浴は格別だった。


 風呂から上がり休憩していると次第に腹が減ってきたので、スーパーで買い物をして、近くの公園に行って持参したガスコンロで鍋を行った。 大分暗くなってきていたので、車のヘッドライトを公園のテーブルに向けて乾杯♪ 食事終わって車で睡眠を取る。 満腹感と、山行の疲れと旅の疲れも手伝って、気絶したように深い眠りに落ちた。
軽バーベキュー
軽バーベキュー
軽キャンプ
軽キャンプ
 朝起きると潮の香りがして、ふと辺りを見回すと絶景の海が広がる。 さぁ、今日はいよいよ九州最高峰、洋上アルプスの宮之浦岳に登るぞ!!


おわり

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